学校で教えてくれない英語

通じない日本式英語から脱出して自然な英語が話せる様になりたい人の為のブログ。


 

「ボールを落とした」と言われてもね・・・・

You dropped the ball.
(あなたはボールを落とした。)

スポーツをしている訳でもなく、ボールなんて持ってもいないのに、突然こんなことを言われたら、ビックリしますよね。

drop the ball (ボールを落とす)というのは比喩で、「失敗した」、「しくじった」という意味のスラングです。それも、達成するのが困難なことをしくじったのではなく、著しい不注意のためにしくじったり、簡単にできることなのに失敗した場合に使います。又、やって当然のことをしなかった結果、しくじった場合です。ありとあらゆる事をやり尽くしたのに、失敗に終わった場合には使いません。


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通じない和製英語#4 モーニングコール

海外旅行をしてホテルに宿泊した際、朝起きたい時間に、ホテルから電話を入れてもらうことを、モーニングコールと言います。最近は、アラーム機能がある携帯電話を持っていない人を見つけるのが大変なくらいなので、ホテルに頼む人が減っている様ですが、それでも、電話のバッテリーを使いたくないので、ホテルに頼む人もいます。

このモーニングコールは、和製英語です。オペレーターに電話を入れて、「モーニングコールを頼みたい」と言っても、何のことか分かりません。私が住んでいるロサンゼルスなら、日本人観光客が多いので、ホテルのオペレーターの中には分る人がいます。まして、日本人が宿泊するのが好きなダウンタウンの大型ホテルなら、殆どのオペレーターが、モーニングコールの意味を知っています。それでも、新しい人だと知らないし、日本人観光客が少ない都市は勿論、ロサンゼルスでも、日本人観光客が、あまり宿泊しないホテルだと通じません。

モーニングコールは英語ではこれです。

wake-up call

例:Please give me a wake-up call at 7 tomorrow morning.
(明日の朝7時にモーニングコールを下さい。)



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チーズがたっぷり!?

私はチーズが大好きです。最初にアメリカのスーパーに行って、気が付いた事の1つは、チーズ味の菓子類が多いことです。どれもこれも、みんな美味しそうで、嬉しくて仕方がなかったです。

チーズ味の菓子類のテレビコマーシャルや、ピザ店の宣伝文句では、cheesyという事葉をよく使います。これは文字通り、「チーズがたっぷり」という意味です。

この直接的な意味の他にも、cheesyには、「安っぽい」、「ありきたりの」という意味があります。知らないと、チーズとは全く無関係な話題なので、何で突然チーズの話しになるのかと戸惑います。

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ばっちり!

knock it out of the park

この場合のthe parkは、公園ではなく野球場のことで、itはボールのことです。the ball parkと言うこともありますが、単にthe parkの方が多いです。「野球場からボールを打ち出す」、つまり、「場外ホームランを打つ」ということです。場外ホームランに匹敵する程、「上手く行く」、「大成功する」という意味です。

例:We had the math test today and I knocked it out of the park.
(今日、数学のテストがあって、ばっちりだった。)

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Catch 22

Catch 22は、1961年に出版された、アメリカの小説家、ジョセフ・ヘラーの風刺小説のタイトルです。第二次世界大戦中の、空軍を舞台にしています。小説中で、空軍で飛行の義務から逃れるには、気が狂っていないといけないのですが、気が狂っていると、自分で申告しないといけませんでした。ところが、気が狂っていたら、飛行の義務から逃れようとしないので、逃れようとする人は正気だということになり、申告する人は、実は気が狂っていないので、除隊できないということになります。気が狂っていると申告しなければ除隊できないし、申告する人は正気なので、どちらにしても除隊できません。

そこから、Catch 22というのは、「2つの選択肢があるけれど、どちらにしても悪い結果にしかならない状況」という意味で使われる様になりました。結構頻繁に使われる事葉なので、憶えておくと良いです。

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NBA開幕記念バスケットボール中継用語集#3(最終回)

最終回は、単語ではなくて、バスケットが決まった時に、実況アナウサーがよく言う事葉が中心です。

Knocks it down
ジャンプシュートが決まった時に言います。
アメリカ英語は、元々後ろに母音がない子音の発音が弱く、特にtの後ろに子音が来ると、tの音が殆ど発音されません。そこで、knocksckの音と、ittが、殆ど聞こえないので、これは「ノッスッーダウン」と聞こえるはずです。

シャンプシュートで、リングや後ろのボールに全く当たらないで、ネットにスッポリと入るものがあります。その際には、 「Splash」(はねる)と言う人もいます。これは、ネットがボールの勢いで、上に跳ね上がるからです。

Puts it in
シュートが決まった時です。シュートの種類に関わらず、決まれば何でも使いますが、ダンクの時は、余程やんわりと投げ入れた場合以外は使いません。
これは、tの後ろの母音があります。あっても、アメリカ英語では、その母音にアクセントがないと、tlに近い音で発音されます。そこで、これは「プッツィリーン」に聞こえるはずです。

Dunks it in
こちらがダンクの時です。
これもkが殆ど聞こえないはずです。it intも、上記と同じく「イリーン」と聞こえます。そこで、これは「ダンスィリーン」に聞こえるはずです。

Throws it down
これもダンクです。ダンクと呼ぶのには、床に叩き付ける程、強く投げ入れる必要はありません。バスケットの上から投げ入れれば、やんわりと入れてもダンクです。これは、「投げ下ろす」なので、そういうダンクの場合には使いません。

ダンクはこの他には、「比較的新しい用語」の所でご紹介した「Slum dunk」を使うこともありますが、そのためには、文字通りslum(叩きつける)していないと駄目です。又は、「Jam」と一言だけ言うこともあります。これは、パンに付けるジャムではなくて、「詰め込む」という動詞です。

Lays it in
レイアップです。「レイズィリーン」と聞こえるはずです。

Banks it in
bank shotが決まった時です。これも、アメリカ英語の子音の発音方に従い発音するので、「バンスィリーン」と聞こえるはずです。

Tips it in
tipというと、レストラン等で支払う「チップ」が最初に思い浮かぶ人が殆どだと思いますが、本来の意味は、「先端」です。これは、シュートが外れたけれど、リバウンドが、バスケットの近くにバウンスした場合に、指先で軽く触って、バスケットに入れる場合です。

外れた物を入れ直すので、itinの間に、backを入れて、「Tips it back in」と言うこともあります。

turns it over
頭に主語が入って、「~~ turns it over.」 (~~がターンオーバーをした。)と言います。

Hack a ~~
背が高いセンターやパワー・フォワードには、極端にフリースローが苦手な選手がいます。確率が50%前後だったり、中には40%程度という人もいます。NBAのルールでは、試合の最後の2分までは、ボールを持っていない選手にファウルをしても、その選手がフリースロー2本を打って、その後、ファウルをしたチームの攻撃になります。(最後の2分は、ボールを持っていない選手にファウルをすると、ファールをされたチームの誰でも好きな人が撃てます。)

そこで、フリースローが苦手な選手がいるチームを相手に、試合後半になって、大差でリードを奪われていると、その選手に故意にファウルをして、フリースローを打たせます。フリースローを外せば、相手が得点できない上、時間の節約になります。

これは、1995年から2004年まで、ロサンゼルス・レイカーズでプレーした、シェキール・オニールに対して多用されました。オニールは、キャリア通算のフリースローの確率が、50%ちょっとでした。この戦法は、オニールのニックネーム、シャックを使って、Hack a Shaqとして、知られるようになりました。

そこで、この戦法は、1990年代半ばから、2000年代半ばまで、常にレイカーズと、カンファレンス優勝を争っていた、サンアントニオ・スパーズのヘッドコーチ、グレッグ・ポポビッチが、オニール対策に考案したと認識されていることもありますが、それは誤解です。実際には、ダラス・マーベリックスのヘッドコーチだった、ドン・ネルソンが、発案した戦法で、日本でも有名な、マイケル・ジョーダンのチームメイト、デニス・ロドマンが、フリースローが苦手なことから、ロドマンに対して行ったのが最初です。

これは、「ハッカ~~」と聞こえます。一度、『NBAを見ていると、時々「発火」と聞こえるけれど、どういう意味だ?』と、日本人の友人から訊かれたことがあります。

これで「バスケットボール中継用語集」シリーズは、最終回です。これはNBAやバスケットボールのブログではないので、よく使われるものしか、ご紹介していません。中継をご覧になって、疑問に思われることがあれば、コメント欄で、お気軽にお尋ね下さい。

NBA開幕記念バスケットボール中継用語集#1
NBA開幕記念バスケットボール中継用語集#2


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サマータイムが終わる

夏の間時計を1時間進めることを、日本ではサマータイムと言います。英語圏でも、同じ様にsummer timeと言う所もある様ですが、アメリカでsummer timeと言ったら、「夏季」という意味だけです。

これは、大学時代にホームステイをした時に知りました。その当時、サマータイムが終わるのは、10月辺りだということは知っていたのですが、正確な日にちを知らなかったので、ホストマザーに尋ねたら、「非公式にはLabor Day(9月の第一月曜日)。公式には秋分の日。」と言われました。非公式と公式があったら、時計は何時変えるのかと不思議に思い尋ねたら、怪訝そうな顔をされました。暫く行ったり来たりと会話をし、夏の間に時計を1時間進ませることを、サマータイムとは言わないことに気が付きました。

それなら、アメリカでは何と言うかというと、

daylight saving time

「日照節約時間」とでも言うのでしょうか?これは、書くときには、DSTと略されることが多いです。話す時には略しません。

アメリカでは、今晩、正確に言うと、明日、日曜日の早朝に、このDSTが終わります。DSTが終わるのは、11月の最初の日曜日で、午前1時59分から、2時にならないで、又1時になります。アメリカ人は、土曜の夜寝る前に、時計を1時間戻しておきます。DSTが終わると、日没時間が1時間早くなるので、急に寂しくなります。仕事を終えて、外に出たら、今までは、まだ明るかったのに、薄暗くなります。これから、1週間もしたら、真っ暗です。

ちなみに、DSTが始まるのは、3月の第二日曜日で、午前12時59分から、1時にならないで、いきなり2時になります。こちらは、土曜日の夜寝る前に、時計を1時間進めておきます。睡眠時間が1時間短くなるので、この直後は、交通事故が多いそうです。

実は、数年前までは、DSTが始まるのは、4月の第一日曜日、終わるのは、10月の最終日曜日でした。それが、DSTにすると、夜に暗くなるのが1時間遅いので、電気をつける時間が1時間が遅くなり、かなりの量の石油が節約できるので、開始を早くししました。元々、DSTを導入したのは、石油節約が目的です。

それなら、一年中DSTにしておけば、一々時間を変えなくていいので、良さそうなものですが、そうすると、北部の地区では、日の出が8時半くらいなってしまい、夜明け前には起きないといけない上、朝に電灯を使い、それ程節約にならないので、秋には元に戻します。

終了が1週間しか遅くなっていないのは、終了遅らせたのは、石油の節約が目的ではないからです。10月の最終日曜日に終了すると、10月31日のハロウィンは、終了後になってしまい、夕方5時過ぎには、暗くなってしまうからです。ハロウィンの日には、アメリカの子供達は、様々なコスチュームを身につけて、ハロウィンの飾りつけがある家を周り、「Trick or treat.」と言って、お菓子を貰います。少しでも沢山の家を周りたいので、住宅地の道路は、子供達が走り回っています。

そして、残念なことに、アメリカでは、1年で一番子供の歩行者の交通事故が多いのが、このハロウィンの日です。そこで、ハロウィンの日に、少しでも明るい時間帯が長い方が良いという理由で、DSTの終了を、1週間だけ遅らせました。これは、「製菓会社の陰謀」と言う人もいます。

春と秋で、時計を進ませるのか、遅らせるのか、勘違いをする人もいます。秋に、遅らせるはずなのに進ませてしまって、2時間も前に出社してしまったと言う様なエピソードもあります。これを間違えない様にするために、憶え易い事葉があります。

Spring forward, fall back

springは、「春」という意味がありますが、「跳ねる」(動詞)という意味もあります。そこでこれは、「前に跳ねる」という意味です。fallも同じように、「秋」という意味がありますが、「落ちる」、「下る」という意味もあります。そこでこれは、「後退する」という意味です。これさえ憶えておけば、間違いません。

春は、DSTが始まったのをうっかりして忘れていて、会社に遅刻する人も結構います。私は、忘れたことは無いですが、まだ、開始が4月の第一日曜日だった時に、面白いエピソードがあります。

第一日曜日だと、4月が始まって、すぐDSTになることが多いです。ところが、その年は、第一日曜日が7日でした。4月1日、月曜日の朝、家を出て、フリーウェイに乗って少ししたら、車のラジオから、「It’s a beautiful day of southern California. The first day of daylight saving time and it’s nine o’clock.」(南カリフォルニアの美しい日です。DSTの最初の日で、9時です。)と聞こえて来ました。

出社時間が9時の私は、「しまった!忘れた!」と、一瞬ドッキリしました。そして、「ちょっと待て、そんなはずは無い。」と気が付きました。4月1日、エープリルフールです。会社に着いて、その話を同僚にしたら、車中で同じラジオ局を聞いていた人が、何人かいました。その中の1人は、すっかり騙されて、駐車場からオフィスまで、走って来て、デスクに駆け込んで来て、「遅刻して済みません。」と、上司に謝ったそうです。


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NBA開幕記念バスケットボール中継用語集#2

今回は、比較的新しい事葉や、アメリカでしか通じないか、少なくても、アメリカでしか通じなかった時代があった事葉です。実は、この新しい事葉の殆どは、2002年に亡くなった、元ロサンゼルス・レイカーズのアナウサーの、チック・ハーンが、実況で使い、それが定着したものです。紫色のものが、ハーンが造った事葉です。

slum dunk
より強く叩きつける様なダンク。

floater
float(浮く)+erで、「浮く物」という意味。比較的バスケットにドライブして行って、途中で止まって、ブロックされない様に、片手で高めに、浮く様に投げ上げるシュート。主に、背が低いガードがやる。tear droprunnerとも呼ぶ。

scoop shot
レイアップの一種だが、下から救い上げる(scoop)様ににして打つ。

finger roll
掌全体ではなく指先で、ボールに回転をつけて離すレイアップ。

bank shot
後ろのボードに当たって入ったシュート。

air ball
リングに当たらないで外れたシュートやフリースロー。

the charity stripe
フリースローライン。

garbage time
点差がついた試合終盤に、主力が全員ベンチに下がり、普段は出場しないベンチ暖めがプレーする時間帯。ファンにとっては、面白くも何とも無い、正に「ゴミ・タイム」。

mop up duty
上のgarbage timeにプレーすること。
dutyというと、「義務」が思い浮かびますが、「当番」という意味もあります。つまり、「(ゴミ・タイムの)拭き掃除係り」です。

from downtown
3ポイントラインの外から。

beyond the arc
これも3ポイントラインの外からです。arcは、「弧」という意味です。3ポイントラインは弧なので、こう呼びます。

buzzer beater
コーターの終了時、又は試合終了時にブザーが鳴りますが、その直前に決めるシュートのことです。beatには、「叩く」という意味もありますが、「破る」、「倒す」という意味もあります。ブザーが鳴る前ギリギリに決めるシュートなので、「ブザーを破る物」になります。尚、buzzerの発音は、日本語だブザーなので、そのまま発音しがちですが、英語では「バザー」です。この単語に関わらず、日本人は、ローマ字の悪影響で、「u」の音を「ウ」と発音しがちですが、殆ど場合「ア」と発音します。

clock beater
NBAでは、攻撃を開始してから、24秒以内にシュートを打たないといけないルールがあります。その24秒が時間切れギリギリに決めるシュートのことを言います。


次回は、実況アナウサーが、プレーコールをする際に、よく使う言い回しをご紹介します。


=>NBA開幕記念バスケットボール中継用語集#1



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プロフィール
ロサンゼルス在住がもう直ぐ20年になります。職場も家庭も英語のみの生活で、独り言や夢も英語です。受験や資格取得のためでなく、ネイティブと会話ができるようになる、自然な英語表現をご紹介して行きます。
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