学校で教えてくれない英語

通じない日本式英語から脱出して自然な英語が話せる様になりたい人の為のブログ。


 

父親似、母親似、父親譲り、母親譲り

単に、「お父さん/お母さんに、そっくりね。」と言う場合は、和文英訳をすればいいので簡単です。

He/She looks just like his dad/mom.
(彼/彼女は、お父さん/お母さんにそっくりです。)

ネイティブがどう言うかを知らなかったら、絶対に言えないし、言われたらどいう意味なのかが分からないのは、目、鼻、手等、顔や身体の一部分を挙げて、「目がお父さんにそっくり」等と言う場合です。これは、look likeという言葉を使わないで、haveを使います。

He/She has his/her father’s/mother’s eyes.
(彼/彼女は、お父さん/お母さんと、目がそっくりです。)

この表現を最初に聞いた時は、「お母さんの目を持っているって、一体どいうことなのか?お母さんの眼球の移植手術でも受けたのか?」と考えてしまいました。

この表現は、両親又は祖父母に似ている時だけで、いとこ同士で似ていたり、他人同士で似ている時には使いません。この場合は、look likeを使ったり、似ている部分の前にsameを付けてます。

They have same eyes.
(彼らは、目がそっくりです。)

又、日本人でもアメリカ人でも、女性に対しては言いませんが、男性に対して、「可愛いお子さん達ね。お父さんに似なくて良かったね。」なんて冗談で言いますよね。それに対して、お父さんが、「母親似の良いルックスで」と答えたりします。それは、

They have their mother’s good looks.
(彼らは、母親に似て良いルックスです。)

この表現は、外見だけでなく、「お母さん似て頭が良い」、「お父さん譲りのユーモアのセンスがある」という場合にも使えます。アメリカのプロアスリートの中には、親もプロアスリートだったり、オリンピック選手だったりする人が、何人もいます。親子で同じスポーツをしている場合もあるし、お父さんは陸上の選手で、息子はバスケットボール選手という場合もあります。そういう選手がプレーしていると、「親譲りで・・・」と、中継で言われることが、よくあります。その際にも、この表現が使えます。

He has his mother’s speed..
(彼は、お母さん譲りのスピードがある。)

He has his father’s shoot touch.
(彼は、お父さん譲りで、シュートタッチが良い。)

ネイティブが実際に使う表現の方が、look like((似ている)とか、inherit(譲り受ける)とう単語を使わなくていいので、日本人には楽です。英語を憶えて行く過程で、こういうネイティブが使う表現を聞いて、「何だ、そんなに簡単なのか」と思うことが、結構あります。英語は、参考書で勉強するより、聞いて憶えた方が楽だし、実際に通じる英語を憶えられます。


応援クリックお願いします。m(_ _)m
クリック先に英語ブログが沢山あります。

にほんブログ村 英語ブログ 英語表現・口語表現へ         
  にほんブログ村        英会話 ブログランキングへ
スポンサーサイト



ミックスソフトクリームをオーダーするには?

ロサンゼルスは、夏真っ盛りです。毎日30度を超える日が、続いています。これだけ暑いと、出先でソフトクリームが食べたくなったりします。

Soft Serve 2

英語が得意ではなくて、レストランのオーダーは緊張するという人でも、ソフトクリームくらいは、簡単にオーダーできそうですよね。それが、意外に大変です。何故なら、「ソフトクリーム」は、日本語だからです。

アメリカ人が、食べ物でsoft creamと聞いたら、何のことだかさっぱり分からないのですが、最初に思い浮かべるのは、コーヒーに入れるミルクの様です。

Coffee Cream

コーヒーに入れるミルクのことは、英語でcoffee cream又は、何の話をしているか分かっている場合は、単にcreamと言います。ソフトクリームを売っている店の中には、コーヒーも売っている所もあります。そこで、soft creamと言われると、「コーヒーのミルクをくれ」と言われていると、勘違いされる可能性があります。

話が逸れますが、日本人は、coffee creamのことを、ついmilkと言ってしまいがちですが、milkは牛乳です。レストランで、コーヒーにミルクを入れたくて、「Milk, please.」なんて言ってしまうと、グラスに入った牛乳が出てきてしまい、勿論お金も取られます。

それなら、ソフトクリームは、何と言うかというと、

soft serve ice cream

と言います。言われてみれば、確かにそうですよね。「柔らかいクリーム」ではなくて、「柔らかいアイスクリーム」です。日本に輸入された時に、名前が長いので、最初の「ソフト」と最後の「クリーム」だけを取って、くっつけちまえという感じだったのでしょう。

ここまで分かれば、「ミックス・ソフトクリーム」は簡単です。頭にmixをつけて、mix soft serve ice creamと言えばいいだけです。ところが、そう簡単には行きません。実は、この場合のミックスも日本語です。mixは、そもそも「混ぜる」という意味です。「ミックス・ソフトクリーム」は、チョコレートとバニラ、ストロベリーとバニラ等、二種類の味のものが、左右に並んでいて、混ざってはいないです。そのくらい分かりそうなものだろうと思いがちですが、英語は厳密な言葉です。英語のネイティブが、mix soft serve ice creamという音を聞いたら、「混ぜたソフトクリーム」と聞こえます。混ぜて欲しいと言っていると、思ってしまうわけです。

それなら、日本語でいうミックス・ソフトクリームのミックスは、何と言うかというと、

swirl

と言います。これは、「渦」(名詞)、「渦を巻く」(動詞)という意味です。そこで「ミックス・ソフトクリーム」は英語で、

swirl soft serve ice cream

と言います。

ここで又、話が逸れますが、日本人はアイスクリームのことを、アイスと言うことが多いです。ところが英語でアイス(ice)と言ったら、氷のことです。こう言われたら、殆どの人は、「そんなもの言われんでも知ってるわ!」と思うはずですが、日ごろアイスと言っているので、つい英語で話している時も、「ice」と言ってしまうことがあります。31アイスクリームの様に、アイスクリームしかない店なら、問題ないのですが、他にも色々ある店だと、「ストロベリー・アイス」なんて言われると、かき氷でも欲しいのかと思われかねないです。

実は、この「アイス」に関して、面白いエピソードがあります。髄分前に働いていた会社の日本人の同僚で、仲良くしていた人がいました。その人の子供の誕生パーティーがあって、私は、早めに行って、準備の手伝いをすることになっていました。当日、家を出る前に電話がかかってきて、「途中でスーパーによって、種類は何でもいいから、一番大きいアイスを買ってきて。バケツみたいなのに入っているやる。」と頼まれました。私は、バケツみたいなのに入ったアイスを見た記憶がなかったので、「バケツみたいなのに入ったアイスなんて、見たことがないけれど・・・」と言ったら、「どこのスーパーにも、プラスチックの大きな容器に入ったのがあるから、それのこと。兎に角、一番多きのを買って来て。」と言われました。その当時、私はアメリカに来てまだ1年半程でしたが、その同僚は、既に10年近くになっていたので、私はまだアメリカのスーパーにある商品のことは、よく知らないと思っていた様です。

私は、途中スーパーに立ち寄り、アイス(氷)売り場に行き、「バケツに入った」氷を探しましたが、見つからなかったので、一番大きいのを買って行きました。同僚宅に到着し、重たい氷を車から出して、ドアの呼び鈴を鳴らすと、同僚が直ぐに出てきました。

私は、「バケツに入ったのはなかったけれど、一番大きいのを買って来たよ。これで良い?」と訊いたら、同僚がはっとした様な表情で一瞬無言になった後、「あ~、そうだよね~。」と言いました。私は、何を言っているのかが分からなかったので、「どうして?これじゃまずかった?」と訊いたら、「アイスって言ったら、それだよね。アイスクリームが欲しかったのよ。」と言われました。

私は、日本にいた時は、アイスクリームのことは、アイスと言っていました。それが、アメリカに来て1年半で、アイスと言われたら、氷しか思いつきませんでした。アメリカ人がiceと聞いたら、まさかアイスクリームのことを言っているなんて、夢にも思いつきません。

「ソフトクリーム」、「ミルク」、「アイス」等、日ごろ使っているカタカナ英語は、分かってはいても、余程意識しないと、つい出てしまいます。

ところで、アメリカのスーパーでは、小ぶりのバケツに入ったアイスクリームを売っています。1ガロン(約4リットル)のサイズが殆どですが、それより少し大きめのもあります。

Bucket of Ice Cream

最初に見た時は、びっくりしました。アメリカ人は、大勢で集まって、パーべキュー・パーティー等をすることが多いからだと思います。いくらアメリカ人が、沢山食べるといっても、家族だけで食べるために、このサイズを買う人は、まずいません。

応援クリックお願いします。m(_ _)m
クリック先に英語ブログが沢山あります。

にほんブログ村 英語ブログ 英語表現・口語表現へ         
  にほんブログ村        英会話 ブログランキングへ

色を使った表現#1 out of the blue

「いきなり」、「思いがけなく」、「突然」、「前ぶれ無しに」という意味です。

例:An old friend of mine called me out of the blue.
(昔からの友人が、突然電話をかけてきた。)

out of a clear blue sky という言い方もありますが、あまり使いません。「青天の霹靂」という事葉がありますが、洋の東西を問わず、人間の考えることは、それ程違わない様です。

応援クリックお願いします。m(_ _)m
クリック先に英語ブログが沢山あります。

にほんブログ村 英語ブログ 英語表現・口語表現へ         
  にほんブログ村        英会話 ブログランキングへ
プロフィール
ロサンゼルス在住がもう直ぐ20年になります。職場も家庭も英語のみの生活で、独り言や夢も英語です。受験や資格取得のためでなく、ネイティブと会話ができるようになる、自然な英語表現をご紹介して行きます。
月別アーカイブ

ブログランキング


にほんブログ村 英語ブログ 英語学習情報へ

人気ブログをblogramで分析