学校で教えてくれない英語

通じない日本式英語から脱出して自然な英語が話せる様になりたい人の為のブログ。


 

面の皮が厚い

英語では、「面の皮」ではなく、単に「皮」ですが、「厚い」と表現する所は、日本語と同じです。

He has thick skin.
(彼は、面の皮が厚い。)

You have to grow thicker skin.
(もう少し、面の皮が厚くならないといけない。)


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色を使った表現 番外編 「紫と黄金」と「青を着た男の子達」

「紫と黄金」は、南カリフォルニア、「青を着た男の子達」は、ロサンゼルス近郊で使われる表現です。それ以外の地域では、殆ど知られていません。そこで、この表現は、アメリカでしか通用しませんと言いたい所ですが、「紫と黄金」は、英語圏でない国の人達の間でも、特定の人達の間で知られています。日本人で、英語は全く駄目という人でも、知っている人が沢山います。「青を着た男の子達」は、ロサンゼルス近郊以外では、まず知られていないと思います。

まずは、「紫と黄金」から。
purple and gold

この場合の「黄金」は、貴金属の金ではなく、金色という意味です。「紫と金色」とは何かと言うと、下のこれです。

Lakers Logo

プロバスケットボールリーグ、NBAのチームで、ロサンゼルス市民の寵愛を浴びる、ロサンゼルス・レイカーズのロゴです。「金色ではなくて、黄色だろう」という方。そう固い事を仰らずに。金色は、色が出しにくいのと、特にジャージーにした時に、くすんだ濃い茶色になってしまい、見栄えが悪いので、黄色にした様です。「だったら最初から、紫と黄色にすれば良いだろう」という方。紫と金は、適当に選んだのではなく、golden days and purple nights(黄金の昼と紫の夜)から来ています。ロサンゼルスでは、日差しが強いので、昼間は黄金の色、大都会で一晩中電気がついているので、夜空が真っ黒ではなく、紫色に見えます。地元レイカーズファンは、purple and goldを、チーム名の代名詞として使うことも多いです。又、熱狂的なレイカーズファンが、よく言うことが、「 I bleed purple and gold.」(私には、紫と金色の血が流れている。)です。bleedには、「出血する」という意味もありますが、「~~の血が流れている」という意味もあります。

レイカーズは、地元ロサンゼルスだけでなく、全国的な人気チームで、世界的にも人気チームです。日本のNBAファンの間でも、人気があるようです。そこで、英語がよく分からなくても、この言葉の意味を知っている人が、アメリカ国外でも大勢います。

次に、「青を着た男の子達」です。
boys in blue

こちらは、これです。

Dodgers.jpg

メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースの選手のことです。チームカラーが青なので、こう呼ばれています。

ロサンゼルスでは、こう言えば当然ドジャースのことなのですが、先週メジャーリーグのプレーオフ、オリオールズ対ロイヤルズの試合を、テレビで見ていたら、ロイヤルズのことを、こう言っていました。チームカラーが同じ青なので、そうなるのでしょう。

これで一旦、色シリーズは終わりにします。又思いついたら記事にしますが。

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色を使った表現#14 緑の意味

緑、greenには、幾つか意味があります。

①お金
これはアメリカだけです。アメリカの紙幣は、緑色のインクで印刷されていることから、由来しています。元々は、green backと言った様で、今でもそう言う事もありますが、単にgreenと言うことが、圧倒的に多いです。greenの部分を、そのままmoneyに置き換えて理解すればいいです。

例:He is all about green.
(彼は金の亡者だ。)


②若い、未熟
日本語では「青二才」とか、単に「青い」と言いますが、英語では青ではなくて緑です。前回の記事「色を使った表現#13 緑の照明」中でも言いましたが、日本語では、実際には緑なのに、青ということがあるので、英訳する際に要注意です

例:He is green.
(彼は未熟だ。)


③環境
これもアメリカだけかもしれません。この数年、こういう意味で使われ始めました。green weekと言ったら、「環境週間」です。greenをenvironmentに置き換えて理解すれば良いです。

最近は、環境を重視して、太陽電池を家に取り付けたり、家を改装して、天井に明り取りを取り付けて電気を節約したり、車での通勤を止めて、バスや電車通勤に変えたり、職場が近い人は、自転車通勤にしたり等々する人が増えています。そうやって、環境重視の為に、ライフスタイルを変えることを、go greenと言います。

例:I have decided to go green and started riding a bike to everywhere.
(環境重視を決めて、どこへ行くにも自転車に乗り始めた。)

ここで1つ問題ですが、①の「金の亡者」の例文「He is all about green.」は、「彼は環境重視に徹底している。」という意味にもなります。どちらの意味なのかは、前後の文脈で判断するしかないです。


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色を使った表現#13 緑の照明

green light

これは「青信号」のことです。日本では青ですが、アメリカでは緑です。私は子供の頃、親に「どうして緑なのに青っていうの?」訊いた憶えがあります。恐らく、日本古来の青は、現代の緑の一部も含んでいたのでしょう。他にも、日本語では、実際には緑なのに、青ということがあるので、英訳する際に要注意です。例えば、「青りんご」。どう見ても緑ですよね。英語では、当然green appleです。

話しが逸れましたが、green lightは、「許可」という意味でも使われます。

例:This project got the green light.
(この企画は、許可が出ました。)

この表現は、野球の中継で、頻繁に使われます。ボールカウントが、3ボール、0ストライクになった際、中軸打者以外は、次のボールを振っても構わないという「許可」を監督から貰っていないと、振ってはいけないことになっています。又は、ランナーが出た場合、盗塁が多い選手は、いつでも走って良いという「許可」が出ていますが、そうでない人だと、その都度、監督から「許可」を貰っていないと走れません。そういった際に、解説者とアナウサーの間で、「許可が出ているでしょうか?」という会話がされます。

例:Does he have the green light?
(彼は、許可を貰っているでしょうか?)

又は、green lightの間にハイフンを入れて、
green-lightと一語にして、動詞として使うこともあります。

例:Did ○○(監督) green-light him?
(○○は、彼に許可を出したでしょうか?)

又は打者を主語にして、受動態を使って、
例:Is he green-lighted?
(彼は、許可を貰っているでしょうか?)


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名言・格言集#17 ホームチームが負けないと・・・・

「色シリーズ」を続けていますが、ちょと休憩して、季節の話題を。

A series doesn't start until the home team loses.

和訳すると、「ホームチームが負けるまで、シリーズは始まらない」です。この「シリーズ」は、フランチャイズ・スポーツのプレーオフ・シリーズのことです。これは勿論格言ではないです。

現在アメリカでは、メジャーリーグのプレーオフが行われています。この言葉は、MLB、NBA(プロバスケットボールリーグ)、NHL(プロホッケーリーグ)のプレーオフが行われている時期に、よく聞かれます。

メジャーリーグのプレーオフは、各リーグそれぞれ4チームが進出する1回戦が、Best of five(5戦)で、シードが高いチームのホームフィールドから開始になり、試合数が2-2-1形式です。その勝者が進出する、各リーグの優勝を決めるシリーズと、その勝者が進出するワールドシリーズが、Best of seven(7戦)のシリーズで、2-3-2の形式で行われます。NBAとNHLのプレーオフは、各カンファレンスで8チームずつが進出し、1回戦から優勝を決めるファイナルまで、全て2-2-1-1-1の形式で行われます。

シードの低いチームが、ロードで2連敗発進した場合に、地元メディアやファンがよく言う言葉がこれです。コーチや選手が、インタビューで言うこともあります。2連敗でも、ホームで2連勝して、後は相手のホームで1つ勝てば良いだけという考え方です。実際には、シードの低いチームが、いくらホームだからと言って2連勝するのは難しいし、ましてや相手のホームで勝つのは、かなり厳しいことは、ファン、メディア、コーチ、選手は、みんな分かっています。実際2連敗から盛り返してシリーズに勝った例は、極めて少ないことも分かっています。「ホームではまだ負けていないから、シリーズはまだ始まっていない」所か、終わりに近づいていることも分かっています。

そこで、この言葉は、真実を表していると言うよりは、2連敗のチームのコーチや選手が、お互いの士気を鼓舞するために言ったり、地元ファンが、静まり返ったスポーツバーで、こう言って盛り上がって、飲んだくれるために言うと言った方が良いです。


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色を使った表現#12 青の意味

blue使った表現を、続けてご紹介したので、ここでblueその物の、「青」以外の意味をまとめてご紹介します。

①憂鬱
これは日本でも知られていると思います。Monday blueと言ったら、週末明けの月曜日の憂鬱状態のことを言います。

例:I’m feeling blue.
(私は落ち込んでいる。)


②警察
これは、アメリカだけだと思います。アメリカの警察の制服は、都市に関わらず、殆どが濃紺なので、そこから由来しています。a man in blueと言ったら、「青い服を着ている男性」という意味もありますが、アメリカ人なら、「(男性)警察官」を思いつきます。

「青い服を着ている男性」と言いたい時に、こう言ってしまうと紛らわしいのは、アメリカ人なら誰でも分かっているので、こうは言わずに、a man in a blue shirt(青いシャツを着た男性)とか、a man in blue suit(青いスーツを着た男性)等、具体的に言うか、inを使わずに、wearingを使います。


③(肉が)生
調理する前の生肉のことは、こう言いません。ステーキ等分厚い肉で、表面だけ焼けているけれど、中は殆ど生で、レア(rare)と呼ぶにも生過ぎる状態のことです。レアには、ステーキの焼き具合の意味と、そのままの意味「生」の、2つの意味があります。生肉のことは、rare meatと言います。そこで、「レア(焼き具合)ではなくて生だ」といいたい時に、「生」に当たる他の言葉がないと、「This is not rare, but rare.」(これはレアではなくてレアだ。)になってしまいます。「生」という意味の、別の言葉がないと困ります。

但し、これはレストラン関係者なら知っていますが、それ以外の人は、知らない人も多いです。レストラン関係者でも、キッチンで働いている人は知っていても、ウェイターやウェイトレスでは、知らない人もいます。ステーキレストランや、高級レストランなら、従業員の訓練がされているので、恐らく誰でも分かると思いますが、カジュアルなレストランや、ファミレスだと、分からないウェイター、ウェイトレスもいるはずです。ある種の業界用語です。そこで、アメリカのレストランで、出されたステーキが、レアにもならない生だった場合に、ウェイターに「This is blue.」と言っても、通じない可能性があります。

それなら、どう言ったら、どのレストランでも、間違いなく通じるかと言ったら、

This is literally rare.
(これは、正に生です。)


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色を使った表現#11 青い州と赤い州

blue state
red state

この場合のstateは、カリフォルニア州、ネバダ州という場合の州です。そこで、この表現は、アメリカでしか通じません。この言葉は、10月下旬辺りから、よく聞かれます。11月の第1月曜日の翌日の火曜日が、選挙の日(election day)だからです。アメリカは、地方自治体の選挙は、州や市によって異なり、他の日に選挙がある所もありますが、大統領、上院、下院の国政選挙は、必ずこの日です。

どうして選挙があると、この言葉が使われるかと言うと、blue stateは、民主党(The Democratic Party)が強い州、red stateは、共和党(The Republican Party)が強い州と言う意味だからです。これは、各党の色が、それぞれ青と赤だからです。選挙の日の、夕方や夜のニュースでは、この言葉が使われます。

又、選挙後だけでなく、「○○州は民主党が優位」と言う時に、この表現を使います。私が住んでいるカリフォルニア州は、民主党が圧倒的に強くいので、よく言われます。

例:California is a blue state.
(カリフォルニアは、民主党優位の州だ。)

「民主党は、なんて言うんだっけ?優位の単語が分からない・・・」と考える必要はないです。

下の地図は、2012年の大統領選挙の結果を表しています。青い州がオバマが勝った州、赤い州がロムニーが勝った州です。赤い州の方が、数も僅かに多いし、面積も大きいですが、青い州の方が、人口が圧倒的に多いので、オバマが過半数を超えました。

Blue Sates Red States 1

上の地図は、決まった後の物ですが、夕方のニュースでは勿論、夜遅くのニュースでも、接戦でまだ決まっていない州もあります。その際テレビに映るのが、下の様な地図です。濃い青又は赤は、既に決まった州、水色とピンクは、それぞれまだ決まっていないけれど、民主党又は共和党がリードしている州。白は接戦の州です。白の代わりに、青と赤を混ぜた色の紫を使っているテレビ局もありました。

Blue Sates Red States 2

これが分からないと、テレビを見ていても、地図がカラフルな理由が、さっぱり分かりません。

ところで、民主党と共和党の正式名称は、前述した通り、それぞれThe Democratic Party、The Republican Partyですが、会話は勿論、ニュース等でも、こうは言わずに、民主党はDemocrats、共和党員はRepublicansと、民主党員、共和党員に当たる単語の複数形を使います。又、共和党はGOPと言うことも多いです。これは、共和党のニックネーム、Good Old Partyの略です。これも会話だけでなく、ニュースでも使われます。私は、アメリカに来たばかりに、よくニュースでGOPと言っているのを聞いて、一体なんだろうと思って調べて知りました。

最低このくらい知っていたら、選挙のニュースも分かりやすくなるはずです。


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色を使った表現#10 青い襟と白い襟

blue collar
white collar

これは日本語でも、「ブルーカラー」、「ホワイトカラー」と言うので、誰でも知っているとはずですが、「カラー」の部分が、collar(襟)ではなくて、color(色)と勘違いされていることが多いです。

collarcolorでは、発音が少し違います。スペルが違う後半のllarlorの部分は全く同じですが、スペルが同じ前半のcoの部分が違います。color(色)の方は、「カ」と短く発音しますが、collar(襟)の方は、僅かに伸ばして、「カ」と「カー」の間辺りの感じです。

「カラー」の部分を色と勘違いしていない人でも、日本語で「ブルーカラー」、「ホワイト・カラー」と言うので、「襟」といいたい時に、「色」と同じ発音になってしまう人がいます。blue collarwhite collarと言うなら、発音が間違っていても通じるし、間違っていること自体に気がつかないと思いますが、「襟」と言いたい時には、ここを注意して発音しないと、勘違いされる可能性があります。


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プロフィール
ロサンゼルス在住がもう直ぐ20年になります。職場も家庭も英語のみの生活で、独り言や夢も英語です。受験や資格取得のためでなく、ネイティブと会話ができるようになる、自然な英語表現をご紹介して行きます。
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