学校で教えてくれない英語

通じない日本式英語から脱出して自然な英語が話せる様になりたい人の為のブログ。


 

通じない和製英語#7 アットホーム

日本語の「アットホーム」は、通常、後ろに「な」を付けて、「アットホームな雰囲気」、「アットホームなレストラン」という様に使われます。まるで自分の家にいるかの様に「落ち着く」、「心地良い」という意味です。

英語の「at home」は、「家で」という意味以外に、「くつろぐ」という意味はありますが、「落ち着く」、「心地良い」という意味の形容詞ではありません。それなら何と言うかと言うと、

cozy

「アットホーム」と言いたい時は、これを使えばまず間違いないです。「こじんまりとした」というニュアンスもあるので、大きなレストランや、大規模なホテルに使うのは、ちょっとおかしいですが、そもそも規模が大きいレストランやホテルを、「アットホーム」と感じないと思います。

又、「アットホーム」と感じるかどうかは、個人の感性なので、広々としたレストランを「アットホーム」と感じるなら、他人に「違う」と言われる筋合いはありません。あまり深く考えずに、「アットホーム」と感じたら、この言葉を使えば良いです。


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「多めに下さい」と「少なめにして下さい」

人によっては、どちらも旅行中に、よく使う言葉です。機内で毛布が1枚余計に欲しいとか、コーヒーに入れる砂糖やミルクが余計に欲しいとか、レストランでサラダのドレッシングや、料理のソースを、多め(少なめ)にして欲しいとか。

日本人は、言葉の問題もあって、頼まないで我慢してしまう人が多いです。機内では勿論、レストランでソースやドレッシングの量の加減をしてもらうのは、アメリカなら当たり前です。遠慮しないで、頼みましょう。

さて、それなら何と言って頼むかと言うと、まず、多めに(余計に)欲しい時から。これはextraを使うと便利です。機内での毛布や、砂糖やミルクの様に、既に持っていたり、サラダのドレッシングや、料理のソースの様に、既に入っているのは分かっているけれど、更に余計に欲しい時は、単に「~~を下さい」と言ってしまうと、「ありますよ」、「入っていますよ」と言われてしまう可能性があります。extraを使うことで、「持っているけれど、それより余計に欲しい」ということが、簡単に伝わります。

例:Can I have an extra blanket, please?
(毛布を1枚余計に下さい。)

例:Can I have extra dressing?
(ドレッシングを余計にかけて下さい。)


次は少なめにして欲しい時です。こちらは、機内で1つしか渡されない毛布や砂糖を、少なめにしてくれと頼むことはあり得ないので、レストランで、料理のソースやサラダ・ドレッシング、塩、胡椒、マヨネーズ等の調味料の量を少なめにして欲しい場合だと思います。これはeasy onを使います。

例:Easy on dressing, please.
(ドレッシングを少なめにして下さい。)


これはカクテルを頼む際にも使えます。カクテルは好きだけれど、お酒が弱いとか、レンタカーをしているから酔っ払っては困るという理由で、アルコールを少なめにしてもらいたい場合です。

例:Margarita, please. Easy on tequila.
(マルガリータを下さい。テキーラを少なめにして下さい。)


少し話が逸れますが、サラダを数人で分けることがありますよね。その際、ドレッシングが少なめが好きな人、普通が好きな人、多めに欲しい人が、混じっている場合があると思います。この場合は、ドレッシングをかけないで、別の容器に入れてもらって、それぞれのお皿に取り分けてから、自分で好きな量をかけたら良いです。

又は極端に少なめがお好きな方、健康上の理由で塩分を控えていらっしゃる方は、少なめにしてくれと頼んでも、欲しい量より多い場合があるので、自分でかけた方が良いです。この場合も、別の容器に入れて持って来てもらって、自分で好きなだけかけたらいいです。それを頼むには、on the sideを使います。

例:Dressing on the side, please.
(ドレッシングを別の容器に入れて下さい。)


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落ち着け

日本語と英語の単語では、守備範囲が違うことがあり、日本語の単語は1つしかないけれど、英語だと2つ以上あって使い分けると、以前に述べたことがあります。「落ち着け」も、日本語では1語なのに、英語では、状況によって、幾つかの表現になる事葉です。

relax
興奮している人、緊張している人、精神的に硬直している人に対してです。

get a grip
これも緊張している人に対してですが、同じ緊張でも、硬直状態よりも、ソワソワしている人、あがってドキドキしている人、心配でオロオロしている人等、身体的、精神的に動きがある人に対してです。

calm down
興奮している人、怒っている人に対してです。

chill out
これはスラングです。relaxcalm downの代わりに使えます。目上の人に対して使うのは、避けた方が良いです。

chillax
これは、chillrelaxがくっ付いた、最近の造語です。

chill + relax = chillax

このままスラングとして定着する可能性もあるし、数年後には、過去の流行語で古いと思われている可能性もあります。そこで、これも、目上の人に対して使うのは、避けた方が良いです。


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月曜日の朝のコーターバック

Monday morning quarterback

コーターバックは、アメリカで一番人気があるスポーツのフットボールで、攻撃の際に最初にボールを受け取り、それを手渡したり、パスをしたりするポジションのことです。つまり、どういう攻撃をするかの判断を、一瞬でしないといけないポジションです。

アメリカのプロ・フットボールリーグのNFLは、元々全試合が日曜日にありました。1970年代にMonday might footballと称して、月曜日にも1試合する様になり、最近では木曜日にも1試合ありますが、本来はNFLの試合は日曜日と決まっていました。そこで月曜日の朝というのは、試合の翌朝ということです。

翌朝になって、「ああすれば良かった」、「こうするべきだった」と言うのは簡単なことです。その様に、後になって事情が分かってから、批判をすることを言います。

これは当然アメリカでしか通じません。フットボールやスポーツとは、全く無関係な話題の際にもよく使われるので、憶えておいた方が良いです。


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プロフィール
ロサンゼルス在住がもう直ぐ20年になります。職場も家庭も英語のみの生活で、独り言や夢も英語です。受験や資格取得のためでなく、ネイティブと会話ができるようになる、自然な英語表現をご紹介して行きます。
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