学校で教えてくれない英語

通じない日本式英語から脱出して自然な英語が話せる様になりたい人の為のブログ。


 

「列に並んでいますか?」

日本では今日からゴールデンウィークが始まりますね。この時期になると、ロサンゼルスでもよく日本人旅行者を見かけます。旅行に行くと、夕食はレストランに行くことが多いですが、昼食は観光やショッピングの途中なので、ファーストフード店や、モールのフードコードで済ませることが殆どだと思います。

ファーストフード店は、注文してお金を支払う所と、食べ物を受け取る所が,
別になっている店や、番号札をくれてテーブルを見つけて座っていると、持って来てくれる所もありますが、殆どが支払ったレジの所で、受け取る様になっています。

そこで昼食時間の混んでいる時間帯だと、これから注文するために並んでいる人なのか、注文と支払いを済ませて待っている人なのかが、分からない時があります。そういう時に、「列に並んでいますか?」と訊きたいですが、私は「列」や「並ぶ」という簡単な単語が思いつかなくて困った記憶があります。そう言われるとちょっと考えますよね。でも意外と簡単です。

Are you in line?

列はlineと言います。「並ぶ」と言う必要はありません。「待つ」という意味のwaitを使って、「Are you waiting in line? 」と言っても良いですが、こちらの方が使用頻度は低いです。

話は多少逸れますが、数人で行って「私が席を取って置くから、列に並んで。」と言いたい時がありますよね。その「列に並んで」と言う時は、「Be in line.」では変です。その場合は、前述したwait又はstandを使います。

Wait in line
Stand in line



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英語ネイティブは腰抜け!?

私は時々、朝起きると腰痛がする時があります。寝相が悪かったのが原因の様で、起きて5分もすれば何でもなくなりますが。この腰痛という時の「腰」は、身体の後ろ、背中とお尻の間、ウエストの後ろの部分を指します。

この部位の他にも、お尻の横、ウエストから脚の付け根の辺りのことも「腰」と呼びます。例えば「私は腰幅が広いから、スカートを選ぶのが大変」なんて人がいますよね。その場合の腰は、「腰痛」の場合の「腰」とは違う部位です。

さて、この「腰」を英語でなんと言うかと言うと、前者と後者では、言葉が違うのは、もう見当が付いていると思いますが、その通りです。

まずは前者の「腰痛」という場合の「腰」です。この「腰」は、前述した通り、背中とお尻の間ですが、英語では、背中(back)とお尻(buttocks, bottom)の間に何もありません。英語ネイティブは、backの下が直ぐbuttocks, bottomです。どこまでがbackかと言うと、buttocks, bottomは日本語のお尻と同じ部分なので、日本語の背中と「腰」がbackです。そこで英語ネイティブは、腰痛にはならなくて、背中痛になります。backは広い部分なので、具体的に腰の部分と言わないと分からない場合は、lower backと言います。ちなみに、upper backという言葉は、聞いたことがないです。

ここで「腰痛」の「痛」の方ですが、日本語では1つですが、英語だとpainspasmの2種類があります。painは、慢性的な腰痛や、私の様に、時々朝起きると腰痛がすると言う場合、疲れたり、長時間立っていると腰痛がする等の、鈍痛を指します。腰痛に効く薬や、腰を暖める温湿布等のテレビ・コマーシャルでは、painを使って、殆どがback painと言っていますが、lower back painと言っていることもあります。

spasmは、本来「痙攣」、「発作」という意味で、慢性的な鈍痛ではなく、ぎっくり腰や、腰の筋肉や靭帯を痛めた時の、鋭い痛みを指します。野球でバッターが空振りした後、腰を押さえてうずくまったり、バスケットボールで接触して倒れこんだ選手が、腰を押さえたまま立ち上がれないことがありますよね。こういう時に、解説者やアナウサーはback spasmと言っていて、次の試合に欠場すると、欠場理由はback spasmとなっています。この場合lower back spasmと言うのを聞いたことがありません。spasmが起こるのは、lower backの部分だけだからだと思います。

次は後者の「腰幅が広い」と言う場合の「腰」です。これはhipと言います。日本語のヒップはこれから来ていますが、日本人はヒップをお尻と勘違いしています。英語のhipは、厳密に言うと「股関節」のことで、そこから股関節周辺の部分もhipと言いますが、股関節と間違えられる可能性もあるので、hip areaと言うこともあります。

ところで、アスリートが、股関節の軟骨が断裂する、怪我をすることがあります。又、野球選手がフェンスにぶつかったり、バスケットボール選手が床に倒れこんで、腰を強打して打撲を負うことがあります。こういう怪我をして欠場すると、欠場理由や、英語の記事にはhip injury(股関節の怪我)とか、bruised hip(腰の打撲)と表記されます。

ところが日本人は、hipをお尻と勘違いしているので、お尻の怪我だと間違える人が多いです。日本のヤフースポーツの記事で、時々「臀部の怪我」と表記されていることがありますが、これは十中八九誤訳です。

具体的に記憶にあるのは、メジャーリーグ、ヤンキースのAロッドことアレックス・ロドリゲスの怪我です。Aロッドは、2シーズン前に、股関節の怪我で欠場していたことがありますが、その際ヤフースポーツの記事では、「臀部の怪我」となっていました。これは明らかな誤訳です。ちなみに、股関節は元々血流が少なく、ステロイドをすると、更に少なくなって、関節部分が壊疽を起こしてしまうことがあるそうです。


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具合が悪い

under the weather

「風邪をひいている」とか、「お腹をこわしている」とか、具体的に言いたくなくて、単に「具合が悪い」と言いたい時がありますよね。そういう時に便利な表現です。知らないと、意味が全く見当が付かないと思います。自分で使わなくても、よく使われる表現なので、憶えておいた方が良いです。

be動詞を前に付けて使います。
例:He was under the weather yesterday.
(彼は昨日具合が悪かった。)

feelを使って進行形にしても良いです。
例:I’m feeling a little under the weather.
(私はちょっと具合が悪いです。)


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プロフィール
ロサンゼルス在住がもう直ぐ20年になります。職場も家庭も英語のみの生活で、独り言や夢も英語です。受験や資格取得のためでなく、ネイティブと会話ができるようになる、自然な英語表現をご紹介して行きます。
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