I’ll take this.複数の商品を見せてもらって、その中で「これを下さい」と言いたい時がありますよね。又は、服をいくつか試着して、その中で1つ又はいくつかを買いたくて、店員にこう言いたい時があります。
こういう簡単な表現が、実は難しくて何と言ったらいいのか、分からないことが多いです。私も、アメリカに旅行に来て、こう言いたかったのに、どう言ったら良いのか分からなくて、「I want this.」と言ったら、店員がちょっと困った顔して、「You’ll take this?」と訊き返されました。「I want this.」は、欲しいと言っているだけで、買うとは言っていません。欲しいけれど、高いから買えないということもありますよね。
それからショッピングをしている時に、アメリカ人が何と言っているかを注意して聞いてみたら、100%「I’ll take this.」と言っていました。
買う物が複数の場合は、
thisを
theseに、全部買う場合は、
all又は
all of theseに代えれば良いです。
ここで、アメリカ旅行にいらしたことがない方と、いらしたことはあるけれど、服の試着をされたことがない方のために、やり方をご説明します。その前に、試着室は、
fitting roomと言います。
試着の仕方は、店のグレードによって、大きく3つに分かれます。まず、ロデオドライブにある様な、高級ブティックでは、店員が一緒に試着室まで来てくれて、サイズが合わないと、別のサイズを持って来てくれたり、違うデザインの服を持って来てくれたりします。日本のデパートでも、こういうことをするので、戸惑うことはないと思います。
次に、ショッピングモールや、ショッピング街にある、高級ブティック程敷居が高くないけれど、安売り店でもない店では、店員が着いて来てくれることはまずないので、自分で服を持って、試着室に行き試着します。ここからが日本とは、ちょっと違います。日本の場合は、買わない物は元の位置に戻しますが、アメリカでは、試着室の出入り口の所にラックが置いてあって、買わない物は、そこに掛けて置いて来てしまえば良いです。これは日本と比べて楽でいいです。
最後に、安売り店では、試着室の入り口に、店員がいる店があります。この場合、この店員に試着する服を見せないといけないです。服を見せると、店員が数字が書かれた札をくれます。知らないと、これで戸惑います。私の友人は、これを試着室の番号だと思って、試着室に入って行ったら、どのドアにも番号が無くて困ったことがあります。
この番号は、持っている服の数で、万引き防止のための物です。試着室を出る際に、服とこの札を見せて、枚数が合えばお咎め無しですが、少ないと万引きを疑われるので、買わないからと言って、試着室に置いて来たりしないでください。この番号と服を見せる時点で、買うものがあれば、買わない物だけ返して、上記の表現を使えば良いです。
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