Spoiler alert!これはよく聞く言葉なので、憶えて置くと便利です。
spoilerは、「腐らせる」「駄目にする」という意味の他動詞
spoilに、
erが付いたもので、「腐らせるもの」「駄目にするもの」という意味です。ネタをばらされてしまったら、楽しみが台無しになるので、日本語で言う正に「ネタバレ」です。
alertは、「油断がない」「頭がはっきりしている」という意味の形容詞ですが、「注意報」「警報」という意味もあります。
アメリカではAMラジオ局で、トークショーが多く放送されています。地域の話題、政治、経済、スポーツ等、特化している番組が殆どですが、それ以外の話題をすることも多いです。例えば、スポーツのトークショーでも、政治や経済、テレビ番組、映画の話題になることが、頻繁にあります。テレビ番組は、放送された時間に見られなくて、録画して翌日や、まとめて週末に見る人も多いし、映画ならまだ見ていない人もいます。そこで、そういう話題をする前に、こう言うことがあります。
職場や学校でも、数人で前日に放送されたテレビ番組や、封切になったばかりの映画を話題にすることがあります。それで盛り上がっている時に、誰かが近づいて来た際にも、「
Spoiler alert!」と言って、「We are talking about ○○.」(○○の話をしているよ。)と言ったりします。
又、オリンピックの間に、テレビやラジオで良く使われます。オリンピックは、同じ時間帯の都市で行われていても、競技は午前中から行われています。時差がある都市なら、夜中に行われていることもあります。アメリカの場合、競技が午前中から昼間に行われていても、特に人気競技の場合、その時点では生放送をしないで、視聴者が多い、夜の7時辺りから録画放送します。
夕方のテレビのニュースの時間帯は、都市によって多少の違いはありますが、ローカルニュースが午後5時から6時半、全国ニュースが午後6時半から7時の所が多いです。そこで、夕方のニュースの時には、既に結果が分かっていて放送するのですが、視聴者の中には、結果を知らないで、夜の録画中継を見たいという人達がいます。その人達のために、結果を流す前に、テレビ画面に「Spoiler Alert!」と映し出して、同時にサイレンを流したりします。オリンピック中の夕方のニュースは、これが当たり前になります。
他にも、分かり切っていること、当たり前のことを言うのに、冗談や皮肉で、こう言う事もあります。アメリカ人は、冗談や皮肉で全く逆のことを言うことが結構あるので、それを頭に入れておかないと、1人だけ会話に着いて行かれなくなります。
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