Talk the talk.
Walk the walk.この表現を使うと、簡潔に言えます。上が「言うことは言う」、下は「やることはやる」という意味の決まり文句です。
どうして「やること」が
walk なのかと不思議に思っていらっしゃる方。これは
talkと韻を踏んでいるからです。以前の記事中でも言いましたが、スローガンやキャッチフレーズは、日本の場合、俳句の影響で、文字数が5-7-5になることが多いです。その為に、少々無理をすることもあります。それに対し、英語圏では詩が韻を踏むので、同様に少々無理をしても韻を踏む単語を使います。キャッチフレーズ、決まり文句等で、「どうしてこんな単語なのか?」と不思議に思ったら、韻を踏んでいるかを確認すると、なるほどと思うことがあります。
前置きが長くなりましたが、この表現を使って、それぞれを言ってみます。
You talk the talk and walk the walk.(あなたは言う事も言うけれど、やることもやる。=>有言実行)
She doesn’t talk the talk, but she can definitely walk the walk.(彼女は何も言わないが、やることは間違いなくできる。=>不言実行)
He can talk the talk, but can’t walk the walk.(彼は言う事は言うが、やることはできない。=>口だけ)
アメリカ人のプロアスリートは、結構大口を叩く人が多いです。そこで、でかいことを言ったのに、試合で活躍できないと、よく解説者が下の様に言っています。
If you talk the talk, you have to walk the walk.(言う事を言うなら、やることもやれ。)
You have to walk the talk.(言ったことをやれ。)
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